2017年05月29日

梅雨の北風

気温の変動が著しく
ほんの数分単位でムシムシしたり
カラっとひんやりしたり・・・
体調管理が大変ですがぬかりなく
お過ごしくださいませ

ムシムシじとじと・・・の梅雨に
時々北風が吹いて湿度が下がる時ほど
ありがたいと思う事はありません。
私だけかもしれませんが・・・
昨日だか一昨日だか?
かなり久しぶりに洗濯ものを取り込みながら
『わぁ~懐かしきお陽様の香りぃ~』くんくん~~~。
と、しばらくシーツの香りをかいでおりました。

そんな細かな事が懐かしいなんて・・・

懐かしさの延長で・・・
なんでこの方を思い出したのだろうと
思う方のお顔がカメラのシャッター音が場面を
切り取るようにひとりづつ登場しました。

時間で言うとどれくらいかしらん?

中学校の時の数学の先生・・・
話し方が変わってた。
話し方が変わっていたと言えば、生物の先生
お話?言葉のあとに必ず『なっ』というものだから
みんなで『な』を数えて『正』を増やしていった。

先生シリーズ・・・続いて・・・
先生を思い出す時その性格や癖はもとより
その場の背景や香りや情景も含めて甦る。
小学校一年の時は、まだ復帰前だから
なにかとお兄さん達がデモをしていたり
大人たちが翻弄されている様子も
たちまち今になる。
走ってく自分を白い石灰岩の土ぼこりが
見えなくしようとするとドジな私が白い石でこけて
膝小僧にパックリ開いた傷口から
赤い血が噴き出して白い石を赤く染めて行く

ゴロゴロの白い石ころの道が
アスファルトに変わった時の
ワクワクだとか寂しさだとか
コールタールの匂いも
またもやシャツター音と共に場面が
変わり続けるのだ。

もう二度とは会えないけれど・・・
今の今までかすめた覚えもなく
気にとめているつもりもない事を
こうして何の前触れもなく
突然思い出すのは
なんなんだろう?

一度歩いた道、
歩いた過去は代える事は出来ない。

しかもだいたい同じ事を言い続けて生きるのだ。

北風吹いて・・・
洗濯物のお陽様の香りに癒された・・・と。
ささやかな事かも知れないが
そんなささやかな御褒美に気づける日常を
平和と言うのでしょうか?

梅雨の北風・・・大好きです。

梅雨の北風





Posted by 青山めぐりAOYAMAMEGURI at 00:38