2015年04月21日

壇上伽藍☆

高野山のまとめをしたいのだけれど、
なんともこの時のあわただしい事・・・
そんなあわただしさの中・・・やはり
高野山に興味のある方々に質問される事も多々あり
何回か聞かれたことを少し書いてみようと思う。

『壇上伽藍・・・って、大塔の事を言うの?』

答えは、『大塔を含む建物の事』となります。

『伽藍』と言う意味が、まず知らないと思うけれど、
伽藍・・・とは、僧坊や、お堂などの配置を表す意味で、
伽藍形式の奈良県飛鳥寺などは、都市部に作られたことから
『平地伽藍』、空海が目指した伽藍は、修行道場として人里離れた
場所に建立されたことから『山地伽藍』と呼ばれる事もあります。

・・・なので、写真の大塔を含め・・・その一帯に配置された
中門、金堂、高野明神、丹生明神、山王院、御影堂、西塔・・・etc.
その一帯を壇上伽藍と言うのです。
そこもまた、胎蔵界(タイゾウカイ)曼荼羅の世界を
表しているのだそうです。

空海が壇上伽藍の造営をここに決めた理由がこれまた
壮大で、なんでこんな事・・・気づいたんだろうと・・・
・・・弘法大師空海さんは、本当に宇宙人だったのでしょうか?
壇上伽藍☆大塔の内側は
写真撮影は禁止で
その中の入ると
立体曼陀羅そのものの
言葉にできない空間が
演出されているのです。
外側の煌びやかな朱色以上に
身体の中に何かが
入り込んできます。

大塔の中では、
1200年祭と言う事もあり
人が適度に集まったところで
阿闍梨様が法話をして
くださいました。
『一期一会の御縁・・・
嫌だなぁ~と思う相手も
大日如来様です。
あなたは、大日如来です。

この高野山は、何度も雷による火災で
焼け野原になりながら何度も再生してきました。
何にもない高野山・・・
こうして沢山の方々が登山してくださる賑やかな高野山
どれも高野山です。
今あなたとこうして1200年の年に
出会えた御縁
このタイミングで出会えた
御縁を大切に思います。』

で・・・この壇上伽藍の位置づけの意味を話し始めた。
壇上伽藍☆弘法大師は、
秀才でエリートコースを
歩んでいたにもかかわらず
大学を中途退学し
山岳修行に明け暮れていた時
すでに高野山を見つけていたらしい
その頃嵯峨天皇に上表し下賜を
願う手紙の中に
『空海、少年の日好んで山水を上覧せしに
吉野より南に行く事一日、
さらに西に向かって去る事両日ほどにして平原の幽地あり
名付けて高野という・・・』以下省略

・・・そこで、高野の宗教都市をハスの花に見立てている。
高野山は、標高900メートルの山頂に東西5キロ
南北に2キロの山上にある・・・
その周囲を八葉の峰に囲まれその向こうに谷
そのまた向こうに八葉の峰・・・十六の蓮の葉の
天と天を結んだ中心が壇上伽藍、大塔の場所だというのです。
その蓮の花の中心で阿闍梨様の法話・・・
・・・
蓮は大好きな花ですが、もっと好きになりました。
大好き❀❀❀❀❀❀
いわゆる・・・
蓮の花托の、黄色い部分が、高野山の街・・・
天空の街と言う事になりますね・・・

なんどか、夢を見たり空想したりしたこともありましたが、
本気で蓮の花に包まれていると思うとワクワクしました。

・・・・そうやって、文章にすると物凄くかぶれてしまったように
感じる方もいるようですが、
こりやだめだ!と感じているところも多々ありますよ・・・
修行・・・についてやら僧侶についてやら宗教やら
観光産業やら沢山の疑問もありまする・・・
どれも人間のすることには、限界があるようで
1200年の間にもりもりの伝説の人になる事や、
観光都市になる事を空海様が望んでいたとは
とうてい思えないところもありまする・・・
金儲けだとバッシングするかもしれませんが、
あれだけの代物を維持するには、お金がかかります。
もうそこは、それぞれの方々が
好きなように決めたらよいと思います。
諸行無常・・・諸法無我・・・ふむふむ・・・

ところが、ダメなところより・・・
私って、感覚人間だから・・・あの波動の心地よさは、
やめられないのね・・・
もう元気になるんだからそれに越した事はないと思います。

エナジーが栄養源の私・・・蓮の花の中にいるイメージで
瞑想しょうと思いまする。
長々と・・・また・・・支離滅裂・・・ご・め・ん・なさいまし

ああああああぁぁぁぁぁああああああああああああ・・・
指の輪立ちが痛いぃぃぃぃいいいいいい~
もうきょうだ・・・がんばってたのしむ~

かぶく?かぶく?らくばる?らくばるってこと・・・でござる!






Posted by 青山めぐりAOYAMAMEGURI at 01:08